= PUBLIC FACILITY =
躍動 (エントランスホール壁面 木レリーフ)
Feb - 2002
* 施工後の様子です *
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波動 (町長室前ガラス間仕切り)
March - 2002
* 廊下側よりアプローチの様子です *
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= DATA=
名称 長柄町庁舎
所在地 千葉県長生郡長柄町
事業主 長柄町
設計 株式会社 山下設計
施工 東急建設 株式会社
企画 有限会社 アートディレクション
デザイン STUDIO 包 石塚 誠
制作協力 木造作 棟梁 鳥居幸重
= ウッドワーク制作仕様データー=
全体壁面サイズ
全幅 7500mm 全高 4500mm
レリーフ
30mm米松集成材 2〜4枚圧着集積 削り出しオイル仕上げ
パイン集成丸棒 20mm - 60mm材 オイル仕上げ
= グラスワーク制作仕様データー=
FL-15mm フロートガラス曲げ加工 H=1100 W=2900
タペストリーデザインシート加工
DESAG社(ドイツ)アンティースタ UV硬化接着
= 制作ノート =
ここ長柄町庁舎においてエントランスホールのウッドワークと町長室前間仕切りの
グラスワークを一つのコンセプトを基に関連性を持ったものとして仕上げてみた。
今回ウッドワークに於いて木自体の加工制作は日本建築棟梁との協同作業にて行われ
私の作った10分の1スケール模型を本当にそのままの形に作り上げてくれました。
私ばかりでなく棟梁自身初めての経験なのでお互い当初は不安を抱えながらの始まりでしたが
制作が進んでいくうちにこちらが意図としている辺を模型等から読み取って頂き
これと言って大きな変更箇所作り直しもなくいいコラボレーションが出来たと思います。
また、ガラス面でも本来であればデザインシートでなくエッチングタペストリー加工を
したい所ですが基本的な意匠をしっかりと抑えそして管理ができればこれだけの表現が
あまりコストを賭けないでもできるのだと実感した次第です。
公共建築内でのアートワークもコストと表現の戦いになってる側面があり一時期の様な仕事をするのは
たいへん難しくなっているのも事実で制作者側にも今迄にない制作表現が求められています。
石塚 誠
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